見渡す景色

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高い山を 必死に歩いて登って

頂上にたどり着いた時

人は何を思うのか

何時間も 何日も 何年も 構想し

練習し ひた向きに挑んだ高い山

頂上にたどり着き

そこから見渡した景色

周りの人から 無謀だと意味があるのかと

言われ揶揄されながらも

挑み続けたどり着いた場所

そこにたどり着いた時に

人は何を思うのだろう

この先も 更なる高い山を目指す

そう思う人も少なからずいるだろう

しかし

目の前にあるのは

まずは その山を下らなければいけない

だから 

周りの人の中で 谷を下っている人を

馬鹿にしてはいけない

坂道を転がり降りている人に

手を差し伸べ 起き上がらせてあげなければいけない

長い長い 坂道を下っている人は

いずれ 高い高い山を登る人だから

それを 頂上にたどり着いた時 

あなたも感じる

必ず 下らなければ 次の山にはたどり着けない事を

今 坂道を下っている人も 思わなければいけない

その道を下る事を 自分で判断したわけでは無かったとしても

意図しておらず 山を下っているとしても

いつかは あなたも山を登る事になる

人の道とは そういうものだ

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