ずっと一緒に歩いていた友達は
友だと認識できないぐらい
前に行ってしまった
遥か後ろに居た 友は
もう すぐ後ろを歩いている
同じ幼稚園 同じ小学校 同じ中学
同じ高校 同じ大学 同じ会社
皆 同じスターターの音で 飛び出したのに
今まで 見えていなかった人が
周りに現れ始め
見えていなかった障害物が
自分だけの 目の前に現れる
歩む速度は どんどん遅くなり
前に足を出すのも苦しくなる
何度も立ち止まり 振り返り
後ろから来た人々に 追い抜かれていく
焦り 慌てて 泣いて
何度も何度も 過去を振り返り
自分のしてきたことを後悔し
また 泣く
立ち止まっている自分に
手を差し伸べ 声を掛けてくれる者などおらず
皆 必死な笑顔と 健やかな形相で
足を前に 前に 進めて行く
こんな筈では無かった
描いていた未来は こんな絵じゃ無かった
煌びやかに描かれた 絵画は暗闇で塗りつぶされ
周りの足音すら 途絶える
誰も居なくなった
見えているのは 暗闇だけ
背中は崖からの冷気で ひんやりと
自分の足を 撫でてごらん
自分の顔を手で触ってごらん
何度も何度も 瞬きをして
目を凝らして 見てごらん
足元はしっかりと土台があるし
後ろは崖じゃない
周りを見渡せば 同じ場所を歩いている人は居るし
前では大勢の人が 必死に足を前に出している
思っていた絵画は いくらでも塗り替える事が出来るし
何度でも 書き換えられる
何度も何度も 書き重ね
自分の色を 塗り重ね
みんな 似たような黒になって行くから
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