想い ときどき 雪

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幼いころに 抱いた感情は 

大人になって行くうちに  いつしか 

夢になった

幼いころに 描いていた未来は

遠い 遠い この先何世代先に

叶えることができるのだろう

一日 一歩も歩んでいない僕が

三歩下れるのはいつの日だろう

そんなこと思って歩いていたら

空から雪が舞い落ちた

雪は落ちてきたくて落ちたのかな

それとも 僕の涙を消すために

だから 僕はおもいっきり 空を見上げた

見上げた空はなんだか 暗くて

黒いキャンパスから 白い絵の具を 

筆で振り払っているように見えた

明日  きっぱりと言うことにした

黒いキャンパスに塗った赤色より

白いキャンパスに塗った

赤色の方が好きだから

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