お施主さんから 貰った図面に書かれた扉
実際に現場に行くと そこは壁の中
正確に言うと 界壁の中
マンションの隣の部屋とを塞ぐ壁
リノベを依頼されて 現地で打ち合わせの時に
図面の適当さを その場の皆で笑った
昭和の遺産
昔はそれほど 細かく無く 精査もやや緩かった
なので 図面と違う作りになっている物も数多く
そこにドアが有るはずもない
着工後
解体後検査に お施主と現場で打ち合わせ
新たな間取り通りの施工が出来そうな事を
お施主と共に 喜んだ
あるはずもない扉の位置は
地墨のつけられた 躯体が露わ
工事も順調に進み 引き渡し当日
お施主様に工事の進捗の為に撮影した映像と
完成後の映像をパノラマ撮影したUSBメモリを渡した
数日後
お施主から 電話があり ご自宅へ
見て欲しい物があると 言われ
開いたノートパソコンに差された USBメモリ
解体後確認の映像に
露わになった躯体に 映る
半開きの扉
その隙間から 光る2つの目
再度確認して欲しいと言われ
作った壁を壊し 再び躯体を露わに
壁には 何も無く 押しても引いても動かない
解体業者に薄く斫ってもらったが
何も出て来ない
意を決して お隣さんの インターホンを押し
こちら側の壁を確認させてもらう事に
リビングの扉を開けると その問題の壁に
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