失って得るもの

ベッドの隣が冷たくなった日の朝から

起き抜けのコーヒーを辞めた

会社に間に合うギリギリに起きて

直ぐに歯を磨き スーツに着替える

洗面台の鏡の前の 空いたスペースを見るのが辛くて

こんなに君を想っていたのに

なんで優しくできなかったんだろう

愚痴をこぼす君の話を

疲れてるから後で聞くわ って

口を利かなくなって直ぐに出て行った君に

なんで 素直に謝れなかったんだ

LINEがブロックされてから

何度も 何度も 。。。

僕の心は 

片側だけぽっかりと空いた

クローゼットのよう

会社帰りの電車の中

君と同じコートを着ている人を見た

走って追い抜いて 振り返って

がっかりした顔を見せられた人に本当に申し訳ないと思う

こんなにも君を 大好きだったなんて

今頃 気が付くなんて  

だから 

一度だけ 一度だけ

女々しいとか 情けないとか

どうでもいい

一度だけ

電話をかけさせて欲しい

何も考えられないぐらい 君でいっぱいで

幻を見てしまうほど 君が大好きだ


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