見つめた 手のひらには
何も載っていない
何も無い 手のひら
幼い頃にあった 微かな暖かさも消え
今では
太陽にかざしても
透けもせず 暖かさも感じない
ほんの些細な
人にとっては 至極 普通の
ほんの些細な贅沢を味わってみたかった
ただ
それだけ だったのに
たった1日 たった1回だけ
たった数分だけ
寒い部屋に敷かれた 布団の上で
開いた手のひら
長い年月ここに居て 老眼が進んだせいか
手のひらに載った 薄っすらと見える
小さな 小さな赤い紅葉

ランキングボタンを押して頂けたら励みになります m(_ _)m
にほんブログ村にも登録しました。ワンクリックよろしくお願いいたします。
