初花

噛むと美味いんだ     ~come to mind~ - にほんブログ村

夜道を駆けるボロボロの自転車

君のいる場所を照らす ライトは光らない

冷たい夜風に 手は震える

何度も君を載せて通った道

電信柱の広告すら 変わってる

変わらないのは あの頃と同じ 夜の静寂

君が街を出て 数年

文字の減り具合と 返事の回数で

気づいて気付かない振り

何度も送って行った 家の手前の街灯は

今でも 薄明り

その灯の下に残る音は 僕の声だけ

帰省してると 噂で聞きつけ

必死に走らせる 古い自転車は

惨めな僕を 止める為

何度も何度も ブレーキがかかる

どんな坂でも どれほどの向かい風でも

君を載せ 走り続ける

何年経とうが 何年待とうが

収穫した大根を 水で洗う

土がはげ落ち 白い大根

納屋の奥に 締まってある 古い自転車

真っ白かった 古い自転車

初恋と恋愛が違うのならば

僕はその時 初めて 愛しさを覚えた

会えない夜の切なさを 

埋めてあげる事が出来ないほど

僕は 君を好きなだけだったんだ

楽しそうに 見繕ってた

携帯の向こう側 

その景色を 想像できない未熟さが

君を傷つけていたことを

Amazonアフィリエイトです お買い物にご利用ください 

このブログで使っている サーバー・ドメインです

blogに興味がある方は ご覧ください 

このページには一部プロモーションが含まれています


ランキングボタンを押して頂けたら励みになります m(_ _)m

にほんブログ村 ポエムブログ 心の詩へ
にほんブログ村にも登録しました。ワンクリックよろしくお願いいたします。

言霊の力カテゴリの最新記事