数十年前の話し
派遣の会社に 数人頼んで 来てもらった若者の中に
地元の友達とバンド組んでたけど
目も出ないし 都会への憧れもあり
バンドを辞めて 東京に出て来たんです
って 言っていた子が居て
何度かそこの派遣会社を利用させてもらうたびに
その子が来てた
休憩時間に 色々話をしていたら
彼が辞めて来た バンドの
メジャーデビューが決まって
今度 東京に来るって 連絡があったと
様々な葛藤は あっただろうけど
仲間の成功は嬉しい って
でも どんどん テレビにも出るようになって
みるみる内に コンサート会場はデカ箱に
自分は狭いアパートで カップ麵食べて
頭にタオル撒いて
涙すら拭えない
その後 少しだけ 時が経ってから
直接連絡があり
辞めて地元に 戻ります と言うから
派遣会社に頼んで 最後に指名で 呼んで
作業も手短に 色んな話を
選択を失敗しちゃいました
後悔しかないし 一緒に歌ってた歌を
聞くのが辛すぎて 町で流れてる
この東京に 居る事が耐えられないから
祖母ちゃんのとこ帰ります
最後の挨拶だけはしておこうと 思った
って 言ったから 自分も若いくせに生意気にも
誰もが 暗くて 先の見えない道を歩いてて
自分があのバンドに残った道の先は
見ても見えても無いでしょ
自分がいなかったから 売れた じゃなくて
自分が居ても居ないくても 売れたかもしれないし
最初から 出会って無くても 売れたかもしれないし
バンドすら 組んでいなかったかもしれない
最初のきっかけは 一緒で
自分がチャンスと思って 振ったバットは
空を切って
仲間が振ったバットには 当たっただけ
それ以上でも それ以下でもない
先の見えない道を 歩くには
夢や希望ってライトが必要な時もあって
今 東京にそのライトが見つからないなら
地元に戻って なんでも良いから
暗い道の先を照らすライトを見つければ良い
小さく弱い灯りでも
必ず今より 暗がりを明るくしてくれる
富や名声の スポットライトだけが
人を照らすのでは無くて
胸の中でぼんやりと光る灯りでも
人が生きていく道を照らしてくれる
心の中に 僅かでも
楽しい事 嬉しい事 夢でも希望でも
どんな些細な事でも 描ければ
東京では見えない 小さな星すら 見つけられる
暗ければ暗い程 小さな灯りは 煌々と光るから
俺の灯りなんて 幼い頃から最近まで
灯ってすらいなかった
それでも なんとか 生きてさえいれば
なんくるないさ だろ
友達では無い 友へ
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