テレビもネットも無い世界に生まれ
日常で目の当たりにしている事だけが
自らの知識の全て の 男の目の前に
今 世界で流れているニュースや
記事を突きつけたとしたら
その 男はどのような行動をするのだろう
人を殺める事は 良くない事だと
知りながら人を殺め 傷つけていくこの世界
殺める事が 良くないと
殺める事自体 見た事も想像したことも
無い男が このニュースを見ても
何も思わないし 何も感じないのかもしれない
わからないのだから
情報は耳から入り 脳をかすめ
耳から出て行く 時に変化して口から
情報に情報を上書きして 作られていく知識
さも 人はそうやって 作られていくと
思わされながら
辺り一面 人の姿も 建物も 木々も無い場所に
一つの情報も 知識も無く
突如 置き去られたとしたら
初めて 立ち上がったその場で
人は 何をするのだろう
見た事も描いたことも無い 仲間を家族を
探し見渡す
着ていない衣服に 身を隠す行動も知らず
喉の渇きも理解できずに
取る行動
それが 私たちが 知ることも出来なかった
人類の一番最初の 人がこの地に立った時の
行動なのだろう
その年から 情報に情報を重ね
容量の限界を超えたHDDから
古い情報を切り捨て 更に上書きを繰り返し
今のこの世は 成り立っている
今 生きていて感じる この思いは
憤りを感じる この思いは
なんの情報も無かったとしても
感じる 思いなのだろうか
作られた本質 知性
描かれた本能 母性
研ぎ澄まして 研ぎ澄まして
尖ったその針の先で
突いた風船が 破裂しても
人と言う動物が 生きたこの世界が
破裂音と共に 消えて 何も無くなったとしても
あったものが 無くなった
同じ何も無い 空間に
何もなかった空間では 無くて
あったものが 無くなった
何も無い空間が そこにある
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