五回跳ねたら

川幅が 数十メートルもある 道を散歩していたら

川向こうの隣町の少年が こっちに向かって 石を投げて来た

数十メートルある 川岸から こちら側まで届くはずも無く

石は川の中央に ぽとりと落ちる

彼が何を思って 僕に石を投げようと思ったのか

僕には わかることも出来ず 考える事もしなかった

ただ 毎日 毎日 僕が川辺を歩くタイミングで

石を投げてる姿を見て 

ほんの些細な感情から 僕も反対の川岸目指して

思いっきり 石を投げてみた

僕が人生で 始めた投げた 感情を持たない石は

物凄い勢いで 風を切り 舞い上がる風を切り裂くように飛んでいき

向こう岸の少年の 頭部を貫いた

彼が 誰なのか 名前は何というのか

家族は  年はいくつなのか 

どんな言葉を話すのか すら知らず 

僕の投げた 石は彼の頭部に 石の大きさそのままの穴をあけ

彼の数メートルさきで ポトリと落ちた

彼を全く知らない僕は 彼を恨むでも 

彼に攻撃的な感情を持ったことも無く

ただただ 石を投げただけ

振り返って 考えてみたら

彼も そうだったのかも 知れない

何も考えず 何も思わず 

ただ 石を投げただけ

たまたま 時間が被り 

たまたま 僕も石を投げた

これが この先何百年も続く 

川を挟んだ争いになるなんてことを

双方どちらとも 想像していなかった

それでも それが 現実に起きており

川を挟み 石を投げあっている

世界中で

誰かが 投げた石は 人に当たらずとも

必ずどこかに落ちている

それが 地面で在れ 川で在れ

たった 些細な それだけの事 と 思うなかれ

世界で起きてる争いも 巷で起きてる小さなイザコザも

ほんの 些細な事が 原因の事の方が

石を投げてる少年の数ほどある

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