人は ホモ属になる前
活火山の影響で 燃えてる木々を手に取り
食物に火を通すことで 脳が活性化され
咀嚼を覚え 顎の発達により言語を発するようになった
その日から 何百万年も経ったころ
どのような食材であっても それに見合った調理をし
技術を加えれば 食べられる 美味しく頂ける
遠くない未来には 無くなったら二度と生えてこないと
言われていた 歯も生やすことが出来る薬が完成すると言われる
でも 噛むことが出来る歯があっても
噛まずに飲み込んでしまう事もある
それが喉を詰まらせ 人体に大きな影響をもたらす可能性から
噛み辛い物の提供は減っていき それがニュースになることで
存在自体も廃れていく この世界
叩かれることを恐れ 特段 噛みやすい状態で提供される食材
危険を先見で 排除し 誤飲を防ぐために
とかく 噛みやすい物だけを 食すようになる
次第に それならばと
噛まずに飲んでも 栄養満点の流動食が世に広まり
人々は 噛むことなく 体内に必要な栄養素を取ることが
出来るようになり 中には 毎日飲んでいた薬も
入った流動食を取ることで 病気もケア出来
栄養もばっちりの食事を摂ることが出来るようになる
それでも ある程度の大きさに潰された
解された物は 喉越しも感じるし
飲み辛いと訴える人も出てくる
それらの人に 損なわれないように
流動食をより 固形の物をこし
飲み物として 栄養も薬もタンパク質も
体に必要な物 全てを飲むだけで 取れるようになる
そして 人は 咀嚼することしないようになり また
火を使って 調理をすることもしなくなる
火の付いたたいまつを そっと大地に返し
アウストラロピテクスに戻る日も 近づいて来たのかもしれない
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