単細胞の結晶 

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昭和の時代 

日本は世界一 平和な国と謳われた

令和の現在 毎日 昨日とは違う事件のニュース

家族同士 恋人同士 他人同士

しまいには バイトとして

昭和の時代 本来はあった事件を

報道しなかっただけで その頃から

今と同じように事件はあったのではないかと

錯綜するぐらい 毎日流れるニュース

生命と呼ばれるには

エネルギーを持ち 外界とは一線を置き

自己を再生 繁殖していくことが出来ること

その根源を 覆すように

人々は その他人のエネルギーを止め

再生も繁殖もさせず 土に返すことを繰り返す

まるで 自身が 神々の怒りの代弁者かのように

でも然り 地球に生命が誕生するまでに

40億年かかったと言われる

地球にしてみれば わずかと呼ぶ 学者もいるが

人間個人は 40億年の10分の1すら

生きられないのに

神ですら 何者かに 作られた

何もないところには 

何もない 

何もないところ

何かがあったところに ある何もないところではなく

何もない  真空でも 創造できる場でもなく

本当に何もない 

本当に何もなくなってしまったら

何もなくなるのですよ

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