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真夜中の新宿に 人のいない場所などほぼ無く
真昼間の山奥で 人に出会う確率もほぼ無い
人は独特の何かに吸い寄せられ
集まり群れ 寂しさを蹴散らす
そこに居る人々を
箱に入ったジオラマにポツンと1人入れたら
何人が山の起伏を楽しむ事が出来るだろう
山奥から都会の幻想に放り込まれた人間は
眩い光に目をやれら 真実を見る目は閉ざされる
それでも両者とも 同じ人間で
肌の色も髪の色も全く関係の無い
ただの同じ人間である
パワーがあろうが 素早かろうが
槍を遠くに投げられようが
同じ ただの人
偉そうな人も 泣いている人も
蔑んでる人も 憤る人も
同じ ただの人
１枚の絵から 思う事は 全く違い
見えてる物は同じでも 見る目の色は全く違う
兄弟でも 姉妹でも無い
同じ ただの人間である
ただの人間である
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