光の屈折

噛むと美味いんだ     ~come to mind~ - にほんブログ村

咲かない花は無い

人は皆 自分の花を咲かせればいい

誰かに言われるでも

誰かと比べるでもなく

自分の自分だけの花を咲かせればいい

この言葉が 

物凄く痛く 心に熨しかかる

誰しも花が咲くのだろうか

もしかしたら 自分は花を咲かせることが出来ないのではないだろうか

もとより 

花のなる木 種だったのだろうか

仮に 花が咲かなかったら

人に侮蔑され 軽蔑され 淘汰されていく

それが 怖いから

両手で太陽光を浴びれない

シャガのように

日陰でも咲く花

花として生まれ 育ち

日の届かない所でも

花を咲かせることが出来る

確かに強く感じる

日を浴びなくても育つ

確かに強い生命力を感じる

でも

それでも咲かなかったら

そもそも 花が咲く 種では無かったら

それが 怖いから

大きく手を広げる事が出来ない

暗闇の中でじっと待ち

獲物が落ちてくるのを何か月も待ち続ける

大きな顎に 蜘蛛のような体

幼虫から蛹を経て成虫になる

羽を広げても誰も喜ばないし

陽炎でも蜻蛉でも無い

花が咲かなくても 綺麗な羽が無くても

日の光を好んでいなくても

太陽の光を感じて生きている

 

 

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