必死に 祈った
今まで 一度も 神に祈ったことなど無い私が
何回も 何回も 祈った
祈る事しか出来ず
無力で 抗う事も出来ず
出来る事は 祈る事だけだった
目に映る物すべてが 雲に覆われた ある日
一筋の 光が 雲間を抜け
煌々と辺りを照らした
そこだけ 異世界かのような
暖かい光が差し
眩しくて目を開けていられないほどの
強烈な 灯りだった
その神々しさに 神に感謝の意を唱え
光の指す場所で
祈るのをやめ
動くことをやめ
空気を欲することを我慢し
そっと 目を閉じた
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