ふと 朝 目が覚めた時 思った
人が人として 母親のお腹の中で生命を育んだ瞬間
人は 寝ているのだろうか 起きているのだろうか
脳が完全に構築されているわけではないのだろうから
今 思う意識 とは違う 何かを感じて生まれてくるのだろうか
母親のお腹以前に 父親と母親が結ばれたとき
その瞬間に 自分の運命や 歩く道は決まるのだろうか
その子が 天使か悪魔か 善人か悪人なのか
人は生を受けて 十月十日 母親のお腹の中で
羊水を飲み 成長していく
その間に運命は決まるのだろうか
人となる成長を母親のお腹の中で促され
もし そこで人となれなかったら 何になるんだろう
もしも一年も二年もお腹の中に居たら
象よりも大きな人間が生まれるのだろうか
人にはまだまだ分からない事が沢山ある
だから
お腹の中で 自分の栄養を分け与え
大切に大切に 人となる成長を育て
人として このとても 環境が良いとは言えない世界であっても
世の中に誕生した生命を 疎かにしないで下さい
その子がこれから先 笑う事も泣くことも
想像できないような出来事が起きたとしても
あなたの子として 人として 人間として生まれた事は
その子にとって 奇跡だから
もしも 人が 人同士が結ばれて 人として生まれて来る可能性が50％
獣として生まれて来る可能性が50％の世の中のルールだったとしても
獣として生まれて来た 自分の子供を慈しんでください
その子が あなたのお腹の中で誕生した瞬間
起きていたのか 寝ていたのか
そんなことはわからないかもしれない し あなたは意識しないかもしれない
でも その子は その時 ここが自分の誕生した場所と
必ず 心に記してるから
あなたの子として生まれて来たことを 心に宿しているから
子供を ぞんざいに扱わないで下さい
あなたの人生が 例え今 物凄い不幸の真っ只中にあったとしても
あなたが 新しく大好きな人と幸せな人生を歩むことを決めた時だとしても
あなたがいなければ生まれてくることは無かったその子は
唯一無二 あなたのお腹の中で灯された命だから
