転がりたくなる坂である

言霊の力

噛むと美味いんだ     ~come to mind~ - にほんブログ村

自販機の横の 空き缶入れ

沢山の屑で 投入口から零れ落ちる程

そのプラスチック容器の上に 飲み干された缶が詰まれる

風に押し出され 道路に転がり 

自動車のタイヤに掠められ 更に遠くへ

雨風に晒され 錆が出始め 

また 風に流される

あの空き缶入れに戻ることは 2度と無く

意志など持たず ただ気のまま

時に凹み 時に膨張

 

笑われるかもしれないが 小さな夢はあった

行ってみたい場所もあった

けれど 叶いそうには無い

誰かのトングに捕まれるまでは 

意志はあっても 身体が動かない

憧れはあっても 憧れは憧れ

歩みたい道は もう空き缶の山で塞がっている

どれほど地べたを這い蹲っても

このまま 終わるのであろう 

それでも  暗がりの中

今日も星は輝いている

暗ければ 暗い程 

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