泥沼から 抜け出す方法を
どれだけ 模索しても
どれだけの参考書を読んでも
どれだけの 自己啓発本を読んでも
抜けられない
抜ける道も 次への扉も
どこにも無い
その泥沼は 抜け出す場所では無くて
そここそが 自分の住む場所
そこだけが 自分の入れる場所
かと言って ジタバタしていないと
底なしの 泥沼にドンドン沈む
手も足も もがいて もがいて
必死に顔を出して 声を上げて
叫んで 叫んで 叫んでも
沈んで行くのを 堪えてるだけ
いっその事 諦めるか
身体の力を抜き 身を任せるか
そう考えても 考えても
浮かぶ姿は 更に沈んで行く自分だけ
這い上がりたい 抜け出したい
目に映る他人様の様に
大地に足を付けて 時にはエンジンで加速して
太陽を燦燦と浴びた ビタミンを摂取
風の吹きささない 暖かい部屋を
薄着で過ごし
自らの半生を 書物に残す
泥の中で 思い描いた 理想郷は
それほど ワクワクしないな
誰もかれも 誰かが居なきゃ
何も出来やしない
誰かに見て貰えなきゃ
褒められも羨ましがられもしない
じゃあ 此処から 泥沼から
抜け出したら 誰か
褒めてくれるのだろうか
抜け出したんだ 憧れ
と羨望の眼差しは 向くのだろうか
自分は何がしたかったんだ
何を求めていたんだ
何の為に 這い上がろうと
必死でもがいたんだ
目標が 違った 間違っていた
憧れるのも憧れられるのも
羨望の眼差しも 求めることが
間違っていた
沼から陸に手がかかっても 必死に
泥沼に沈んで行く途中でも 必死に
どこに居ても 何をしてても 必死に
何も無くても 伸びしろが無くても
進んでいる感覚は掴めなくても
出来る事は 自分の中で精一杯
精一杯 サボるし
精一杯 ダラケルし
精一杯 悩むし
精一杯 泣いて 笑って
生きれる事だけで そこが泥沼だろうが
地の果てだろうが 思い描いた場所だろうが
最低で最高

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