大人になると 毎日は 息を吸って 吐くように
淡々と過ぎ去っていく
日々の生活に押されながら
また今日1日を生きて行く
子供の頃は カラスが鳴くまで 全力で遊び
高揚したテンションを 落ち着かすことなく
楽しみに大人への成長を駆け抜けた
これから先
その1分 1秒を大切に生きる事が出来る日なんて
死を待つときだけだろう
親は子供に大人になりなさないと促す
大人になれば解ると
でも そんな親が 一番 子供に戻りたいと思っている
成長と共に萎んでいく 夢や希望
もう一度その風船に どうやったら空気を入れられるのか
小さくなったゴムの塊を片手に
空を眺める



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