ニュースで見た 老婆は言った
逃げるところも 食べる物も無いのに
世界は誰も救ってくれない
世界は私たちを 見捨てたのだ
その老婆が
ニュースの撮影の後
貰った出演料を使って レストランで
ワインやステーキをたらふく食べていた
このブログで使っている サーバー・ドメインです
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もしも
そんな世の中だったとしたら
あなたは 何を信じますか？
神？
宗教？
親？
家族？
友？
世の中を 淡々と俯瞰で見えない以上
何か一つでいい
信じられる物を作っておいた方がいい
人なんて 弱く脆い
自分だけを信じ続ける事が可能かなんて
誰にもわからない
絶対的な信頼を置いていた
友に裏切られる事だって ざらに起きうる
愛情を注いでくれていた
親兄弟に 繋いでいた手を離されることだって
容易にある
強く無くてもいい 戦えなくてもいい
逃げ続けたっていい
それでも 生きていける
何かを
それでも 信じられる
何かを
人と比べなければ
愚かさも 恥ずかしさも
羨ましさも
全て 無意味なものになる
生きてさえいれば
生きると言う事は
それほど 大変で過酷な事
だから
冒頭に書いた 老婆を
責める事も 間違っていると揶揄することも
せずとも 生きていける
自分の信じられる
何かを 手にすること
それを
人が生きる と言う
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