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幼稚園からもう30年以上の付き合いになる友と言い合いをした

いままで ずっと 自分の事を理解していると思っていた

だから 10人反対しようが100人反対しようが

君だけが賛成してくれれば 

何も恐れることなく  前に進めた

小さな 小さな ニュアンスのずれが 

2人の間に 大地震が起きたような歪を産んだ

ずれた崖を修復する作業は とても困難で

100%元に戻すことは出来ないかもしれない

お互い 相手の話を聞き 自分の意見を言い

相手に自分の心を届ける

やっぱり人と意思など合うはずが無いと思うか

この人の意見はこうか 

でも自分の意見はこうだけど 

この人の言う この部分は 確かにそうかも

でもここは絶対に違うかな 

って ちょっと思うだけで 

小さな 小さなニュアンスのずれを 

少し寄り添うことが出来る

自分でもわかってたいたはず

人と人は全く別の生き物で 意見がすべて相違することなどあり得ないって

だけど 何故だか 君には求めてしまっていた

ずっと一緒に  ずっと同じ考えで 生きていけると

だから 相違しない部分を目の当たりにすると

そこから目をそらしたくなる

それは 意見が相違しないから 距離を取った訳では無く

自分が思っていたことと違う事に気が付く事を恐れているだけ

ファーストインプレッション  

第六感で 自分が最初に感じた事をもっと大事に

考えて出した答えには 様々な背景が隠されている


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